SKY~なんちゅのPFCSブログ~

なんちゅのPFCS用のブログです。かなりフリーダムです。

きょうのえろいらすとまとめ

閲覧は自己責任で❤

無題 http://privatter.net/p/2762155

 

バックボーン

 

一人の鬼が独りで遊んでいた。

ベッドの上、誰もいない場所で。

鬼は今目の前の誰かに話しかけるように独り言を言っている。

「これがいい?……いい…… よかった、可愛いよ…………可愛くねぇ……」

声色をコロコロと変えながら一人遊戯を繰り返す男は、ひたすらに「己」を追い求めていた。

捨てられし赤子

捨てられし赤子

暗い・子捨て表現注意
親が捨ててからシュンが拾うまで

「貴方はここで生きていくのよ…」
「もう僕達では育てられない…」
「まだ私は若くてお金がなくて…だからね…お前はそこで生きていくのよ…」
「名前すら付けられずに二年間…ごめんね…」
「ご飯ももう作れないし、両親にはバレるしで…」
「だから…この国の警察に育ててもらいな、お前」
「それっぽい名前をダンボールに書いて…」
「…さようなら」

ザーザー…………
ピシャピシャ……

「おかーしゃー」

「…うっ…」

「うぇええ……ん」

 

「(赤ちゃん?あっちから聞こえる)」
ガサゴソ……
「んっ!?なんでお前こんな所に捨てられてんだ!?」
「しょうがねぇ!おい赤んぼ!オレの持ってる布で…あっためられっかな
警察に届けねぇとな!」

「パパ?」
「違う違う(笑) ほら、行くぞ」
「パパー」
「笑ってる赤ん坊って可愛いんだな〜…」
タッタッタッ……

ダンテとかと翔太

各種族の赤ちゃんについて

 どさ、と置かれた参考資料。全部ルーカスが持ってきたようだ。
 翔太と名付けられた赤子が来てから数日…この年齢にしては早い反抗期を迎えた翔太を不思議に思いルーカスが育児書を買ってきたようだ。
 しかしまぁ、種族別のため、一冊にまとめられている本はない。
 
「えっと、翔太は見た目的にサターニアですよね。」
「見た目的じゃなくて中身もサターニアじゃないの?」
 珍しくダンテが遊びに来ている。これは翔太の過去を覗くためにルーカスがわざと呼んだものだ(ココアで釣った)。
 
「えーっとなになに。翔太は両親がサターニアと人間みたいね。
親は若くして妊娠したっぽい。
そしてあまりお世話されてなかったみたいね…育児放棄ってこと
若くて育てられなかったのかしら…」
育児放棄…ですか…」
 ソラの瞳に悲しみが映る。今目の前で口より大きなボールを興味津々に口に入れている翔太は、幼い頃このような遊びをすることすら許されなかったのだろうか?と。
「親の情報までは翔太で読み取るのに限度があるわ。
アタシの推測だけどね、翔太は親がこれ以上育てられないって思って捨てられたのかしら…
見つかった時、元気なかったらしいじゃないの」
「…確かに」
 翔太が見つかった時は、確かに元気がなかった。
 ダンボールに入れられて泣いているのをシュンが見つけなかったら…と思うと。ソラはぞっとした。身体を掴みぞわぞわっとしている。
 未来のある赤子を捨てた親を、恨んでいた。
 
 「えっと…情報を整理するわ
人間基準に考えておきましょ。

人間はごく普通に育つわね。
妖怪は早めに反抗期が来るらしいじゃないの。それに呪詛のコントロールに注意、だってさ。
精霊は風邪に弱いみたい。風邪ひきってことね
鬼は頑丈で泣かないから病気に気づかないことがあるみたいね…」
「つまり、翔太がぷいっとするのは早めの反抗期ですか」
 ソラが翔太を抱き抱えている。ぷいっとダンテに顔を合わせない翔太。人見知りか反抗期か。
「しかし翔太ちゃんの呪詛って何かしらねぇ」
 ぷいぷいっと人に目を合わせない翔太。こらこら、とソラがなだめていると翔太は何かしら術を使うように叫んだ。
「やー!」
 
 …翔太の呪詛。それは「無駄に頭痛が激しくなる呪詛」だった。
 地味だがすごく痛い。ソラとダンテは頭を抱えながら翔太をなだめた。
「いたた、翔太、呪詛はあまり勝手に使うものじゃありません……」
「頭痛系の呪詛ってなんでこうも痛いのかしらねぇ……イテテ……」

「おとしゃ、ちょーだい」
「……ん? い、今なんと言いましたか?」
 時計を見てみると、12時ほど。
「あら、ご飯の時間じゃないの?」
「い、いえ、翔太が二つ言葉を組み合わせて喋るのは見た中では……初めてです」
「んっ!?」
 とにかく急いで離乳食を用意すると、翔太はぷいっとすることなく食べた。
「翔太」
「おとしゃー」
 ニコニコと翔太を見つめるソラ。ダンテはこれ以上アタシがアドバイスする余裕はないわね、と笑った困り顔でソラを見つめていた。

名前をつける

ソラたちが赤子の新たな名前を考えるようです

 

「こっちを向いてください」
 そのソラの呼びかけに、赤子はぷいっと横を向いた。

 ──捨て子が拾われてから数日たった。
 この赤子は最初はルーカス、ソラ、シュンしか知らなかったがいつの間にか噂が広がってしまい今やテンクウやヒーロー達までもが育て始めている。
 だが赤子がおとしゃ、パパと呼んでくれるのはソラとシュンだけである。ルーカスはおじしゃん。
 ともかく、赤子に皆興味津々だ。
 
「ダメです、この子は俺が育てます兄さん」
「いいじゃないか、ほらほら〜」 
「おとしゃ!」
 ぷいっとソラの方向を向く赤子。それを悟りテンクウは少ししょぼんとした。
「ほれ見た事か、オレらにしか懐いてないぜコイツは!」
「あ、パパ!」 
 ソラの事をおとしゃと、シュンの事をパパと呼ぶ赤子。
 まだ幼いが二人の呼び分け(最も同性だが)はできるようだ。
 
「しかし、蓮、だと少し不便ですね…
漢字は俺らは慣れてませんし、そもそもこの子は捨てられた…
親に捨てられたから、名前を新たに付けることは出来ないのでしょうか…
どうもレン、だと反応しないようですし、お前、やアンタ、だと反応するようです。
…いったいどんな親に育てられたのでしょう。新しく名前を付けるのはどうでしょうか?」
「んー、いいんじゃない?オレらが育てるってことで」
 ソラはそう聞くと頭の中にある名前をざっと羅列させ、ルーカスを呼び新たな名前候補を名前事典から書き出した。
 
「翔太…はどうでしょうか」
「ショウタ?」
「はい。羽を伸ばしていきいきと伸びていって欲しいのです。」
 ソラの目に光が灯る。翔太と新たに名付けられた赤子をソラはやさしく抱っこする。
「ショウタ、あなたの新しい名前はショウタです」
「しょーたー?」
 ショウタがたどたどしく喋る。まだ二歳ほどだ、その柔らかい喋り方がソラの母性をくすぐった。
「はい。ショウタ。」
 優しく、やさしくショウタを抱き寄せた。その赤子の体温、態度、心臓の音と離乳食のにおい。それにソラは癒されていった。
 ショウタは珍しくソラの顔を向いていた。
 
「ソラくん、ショウタくんと寝ちゃったね」
「幸せそうだしいいんじゃね?寝相さえ悪くなけりゃな」

ここ最近の蓮関係落書き

 PFCSブログ解説して半年たちました。

 

よく考えたら蓮くんアイラヴのレンと被ってたので次SSで名前変えますm(_ _)m

 

描いてないだけでルーカスやテンクウとかも育てるのに協力してます。

 

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ソラが笑うくらい蓮は特殊な存在なのかも。

 

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だっこ

 

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わが子(?)の成長を祈る様子は母。

 

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赤子を描くのが難しくて3歳によくなる。

 

 

増えたらまた描くかも。

星弓 蓮

突如置かれた孤児に警察はどう対応するか

「ソーラーくーん? この出費はいったーい?」
「うっ」
ソラが珍しくギクシャクと行動している。ぎこちなーい笑顔を浮かべている、作り笑いかそれとも緊張感ゆえの笑か。
「さ、正直に話なさい。なんでオムツにガラガラ、おしゃぶり? まさかそういうプレイかい?」
「人格として13歳だからといってその言い方はデリカシーが無いですよ!」
素早くツッコミを返すソラ。
「とにかく…! ルーカス様は関係ない事なのですから! 来ないでください!!」
そそくさと自分(とシュン)の部屋に戻っていくソラ。
それを怪しいと思い(悪いと思いながら)無言でルーカスはソラを追いかけ、扉を開いた!!

部屋の様子にルーカスは動きを止めた。
時が止まったように固まるシュン、追いかけないでください!と怒るソラ…なによりもルーカスはシュンの目の前にいた人物に目を奪われた。


「…赤ちゃん?」

 

沈黙が三分は続いた。
赤ちゃんはぷいっとシュンの持っていたガラガラを投げる。見た目と行動的に二歳になる前あたりだろう。
「やっ」
カラーン、といい音をたてて静寂が無くなった。

「そ、その…これには訳があります…」
「…どっちかが妊娠した?」
「違います」
もはや天然ボケを返すしかルーカスに手段はなかった。

「この子は警察本部の隅に置かれていた捨て子です…名前が星弓 蓮と書いてあるだけでその他はサターニアであることしか」
「ホシユミ レン…ねぇ」
「ルーカス…孤児院があるのは真っ先に思いつくのはイストワールだけどさ、そこ遠いんだよな……
仕方なくオレらで育てていこうってわけさ」
「…ややこしいねぇ……ぼくは別にきみたちが面倒見れるならいいけどなにより男同士だからねぇ、世間の目がねぇ…」
「だーっ!オレはそんなの気にしねぇよ!レンは親がいねぇからもはやオレらの息子なんだよ!」
とりあえずなぜ熱弁されてるか分からないままルーカスは話を聞くしかなかった。

「レン〜挨拶しな〜」
「おとしゃがいい」
「おとしゃって…ソラくん?」
「…はい」
「…」
ルーカスは頭を抱えた。

 

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レン

警察本部の隅に置かれていた捨て子。
ソラとシュンらをはじめ警察が育て上げる事にした。
おそらく二歳児。親は不明。
サターニアの男の子。反抗期。

ランスロとその友〈bl?〉

結構貴重なアルファ枠ハルトとランスロの会話

 

 山奥の中、青年とアルファが共にいた。そのアルファは警備用の筈だが今は勤務時間外。青年と共にのんびり過ごしているが、沈黙の時が続いていた。
「Halt」
 白髪の青年が白髪のアルファを横にポツリと呟く。
ランスロット様、なんでしょウ? 」
 ランスロットと呼ばれた青年はHalt〈ハルト〉と呼ばれたアルファに話しかけられ、少しだけビクリとした。
 
 ――ランスロットはイストワール生まれの孤児。生まれた時から愛情などを知らないし、孤児院の中をつまらなく思っていた。人と話したことなどない。唯一機械いじりをしており、簡単な機械の組み立てやプログラミングの改造を良くしていた。大掛かりなプログラミングの改造実験としてイストワールの広場の警備用アルファ『Program・Halt』〈プログラム・ハルト〉を改造し、そのアルファと時々会いながらこの世をつまらないなと言っていた。
 
ランスロット様、僕を呼んでなんでしょうカ? 」
 Haltがランスロットに話しかける。最新のアルファらしく「心配」して。
「ウルサイなぁ…あっち行ってよ」
 ポツリと話しかける。分かりましタ、とHaltは離れていく。
「……Haltごめん冗談だよ」
 白髪が綺麗に光る。Haltはランスロットの元へと戻っていくと、彼を心配するような素振りを見せた。アルファのクセに、心なんてプログラムのクセに。ランスロットの心は複雑であった。
 
ランスロット様? 」
 彼の質感は、鋼で、それがひたすら悲しかった。