SKY~ナツユのPFCSブログ~

なんちゅのPFCS用のブログです。かなりフリーダムです。

記憶者スターダスト

雰囲気重視なので頭空っぽにして呼んでください。

 

f:id:poke-monn:20160827124639j:plain

キィ、と古本の置いてある部屋の扉が開く。
図書館、禁じられし部屋、そこはとある少年しか入れないように看板が建てられている。
「…どうして君は入ったんだい?」
星の髪飾りを頭につけた中学生ほどの少年が語りかける。
少年の目の前には顔にシワの一つもない、美しい金髪の男が立っていた。
「…」
部屋の中で古時計がコクコクと動く。
アンティークな本と大量の古時計。
高級そうな椅子、星の少年。

「私は過去を知りたい」
「ダメだよ、記憶者以外が過去を知ったらこの国のバランスが崩れてしまう。」
記憶者。
それはパッチングが滅びる程の危機に遭遇した時に決められる一つの役割。
その記憶者は図書館の関係者以外、立入禁止の部屋に入る事が出来、誰かが残した日記などの過去の記憶を見ることが出来る。
その部屋にツカイは入っていた。
過去を知りたいがために。

「僕らは敵同士だった」
星の少年、スターダストは語る。
「僕らは戦争で戦っていた。帝王スコーン=ビスケット軍ときみツカイ軍で分かれていた。
理由は裏切り、この国が面白くないという理由。」
ツカイ=パーソナルと書かれている本をスターダストはのぞき見しながら目を閉じいう。足を組んでおり幻想的な雰囲気がより一層強まる。

「私は全てを知りたい。棒人間という種族から、ここまで進化して言ったのを。」
「だめだ。きっと神様とやらのイタズラだよ。僕らはそもそも忘れられる運命、転生する時に綺麗さっぱり忘れられる運命だったんだ。覚えられてるだけマシじゃないかな?」
「…」
悔しい顔をしたあと手に持っていたガラスのコップを叩き割るツカイ。ガシャンという音、星屑のように散らばる硝子。
「ダメじゃないか。人を使わせる召使。
僕にも分からない神のイタズラを理解しようとするのかい?」
「黙れ」
スタスタと図書館から帰っていくツカイ、その顔は厳格であり表に出さない怒りで満ちていた。
「罪な人 知らない方が幸せなことってあるよ」
青色の硝子の星屑が散らばった部屋の掃除をしながら、スターダストは目を閉じて青色が漂う時間を過ごしていった。