SKY~なんちゅのPFCSブログ~

なんちゅのPFCS用のブログです。かなりフリーダムです。

ランスロとその友〈bl?〉

結構貴重なアルファ枠ハルトとランスロの会話

 

 山奥の中、青年とアルファが共にいた。そのアルファは警備用の筈だが今は勤務時間外。青年と共にのんびり過ごしているが、沈黙の時が続いていた。
「Halt」
 白髪の青年が白髪のアルファを横にポツリと呟く。
ランスロット様、なんでしょウ? 」
 ランスロットと呼ばれた青年はHalt〈ハルト〉と呼ばれたアルファに話しかけられ、少しだけビクリとした。
 
 ――ランスロットはイストワール生まれの孤児。生まれた時から愛情などを知らないし、孤児院の中をつまらなく思っていた。人と話したことなどない。唯一機械いじりをしており、簡単な機械の組み立てやプログラミングの改造を良くしていた。大掛かりなプログラミングの改造実験としてイストワールの広場の警備用アルファ『Program・Halt』〈プログラム・ハルト〉を改造し、そのアルファと時々会いながらこの世をつまらないなと言っていた。
 
ランスロット様、僕を呼んでなんでしょうカ? 」
 Haltがランスロットに話しかける。最新のアルファらしく「心配」して。
「ウルサイなぁ…あっち行ってよ」
 ポツリと話しかける。分かりましタ、とHaltは離れていく。
「……Haltごめん冗談だよ」
 白髪が綺麗に光る。Haltはランスロットの元へと戻っていくと、彼を心配するような素振りを見せた。アルファのクセに、心なんてプログラムのクセに。ランスロットの心は複雑であった。
 
ランスロット様? 」
 彼の質感は、鋼で、それがひたすら悲しかった。