SKY~ナツユのPFCSブログ~

なんちゅのPFCS用のブログです。かなりフリーダムです。

雨降りの中〜番外編〜

雨の中、ワタシは急いで歩いていた故に、ある青年とぶつかってしまった。

「す、すいません……」
「いえいえ。……ひどい雨ですね?よければ中に入って休んでください」
これが、ワタシの何かをグラつかせる者との出会いだった。

「ふーん、精霊の解放運動かぁ」
「そうです、ワタシはこの国の精霊を解放するため、日々動いているのです」
この青年は名をマコト、といった。精霊で、水の加護を使えるそうだ。
ワタシはしっかりと自己紹介をした。ギャングである事は隠し。
「ワタシも精霊なのでね?」
「……えっ?」
ワタシが精霊と言った瞬間、マコトは眼をあっと開き驚いた顔をした。何故だ?精霊が解放運動を行うことぐらい、普通だと思っているのだが……
「……そ、そうか。そうだよね。精霊だもんね」
マコトは慌て言葉に詰まってるように見えた。
「エーリヒさんの加護は?」
すぐに、にこやかな顔に戻し話しかけてきたマコト。ワタシはしっかりと光、と答えた。
「ふぅん!光ねぇ。きっと綺麗に輝くんだろうね
深夜の月、眩しい朝日、キラキラ輝く水滴……どっちがエーリヒさんらしいかな?」
「深夜の月、です。ワタシは良い身分の者ではないので……」
「そうか。でも、深夜に輝く月ほど美しく光るのは僕はないと思うんだ」
「……」

私は、精霊?

加護を使おうにも使えない私は、精霊?

どっち、なのだ?

「エーリヒさん?」

「あ、ああ。すまない。考え事をしていた」
「悩んでいるのかい?」
「ああ……」
「僕女の子だけど、僕でよければ話し相手になるよ」
「……え?」

なんという事だ。
マコトは女性だった。

 

 


「ワタシはどっちだ?私は人間?ワタシは精霊?
ワタシはどっちが正しい?ああ、ああ……」
「お前は精霊だぞ?(そっちの方が、都合が楽で助かるしな)」
「クレイン様……」
そう、ワタシは──精霊なのだ。

 

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元はmake girl moeという人工知能がキャラ再生をしてくれるサービスから外見を生み出したキャラです。

マコトは精霊です。

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