SKY~ナツユのPFCSブログ~

なんちゅのPFCS用のブログです。かなりフリーダムです。

到着〜イストワール編〜

完全にややこしいです ごめんなさい

「さあ、スカウト作戦頑張るぜよ!」
「あまりやる気にならないでください。慢心は失敗の元ですよ」
ギャングの二人、ディメントとスライルが、イストワールの広場で背伸びをしながら言った。
貨物船から不法侵入をした二人は、人材を集めようとこの国に来たのだ。
ディメントが背伸びをしていると、スカウトという言葉に反応したのか、思春期ほどのサターニアが反応して来た。
「やあやあ。スカウトって聞いたけどなんのだい?」
「おっ、強い奴を探してるんじゃ。報酬はたんまりあるき」
そのサターニアは黒い髪の毛、三つ編み、そして何よりもその大きな斧が目立つサターニアだった。
「ふぅん。興味あるね。」


スライルはそういうとモルドレッドを仲間に迎え入れた。これで仲間が増える。


船の上にて。船はどんどんイストワールへ進んでいく。
「しかしギャングを追え、って……」
クランが弱々しく呟く。
クランはギャングに助けられた過去がある故に、あまりギャングを敵に回したくないのだ。
「お前、ギャングを追うのか?」
クランの独り言を聞きつけた、マントを身につけた青年が会話を試みる。
「え、うん。ぼく、ギャングの五本指を追え、っていわれたんだ」
「奇遇だな。俺もだ。俺はヴォエジル=グヴァンツ。ヴァンツと呼んでくれ」
話を聞くとヴァンツはパッチングから派遣されて来たらしい。スコーン皇帝の信頼する部下という事で何度か新聞で見た事がある。
このような相手と会えるとは。クランは少し安心した。
「ヴァンツさん。そろそろ着くよ」
「おっと、そうだな。どうだ。同じギャングを追う身として一緒に行動しないか」
ヴァンツの提案に、クランは乗った。

「見慣れないね!ようこそイストワールへぇー!何やってるんだい?」
「ん。ワシゃ強い奴らをスカウトしてるんじゃ。」
エスタンと呼ばれるファッションをしたアルファがディメント一項に語りかけてくる。
「ふーんスカウト!レイドは強くないけど。外国にも芸能人って居るのかな?」
「私たちは芸能人ではありません。」
スライルがやんわりと否定する。レイドと己の事を名乗ったアルファは、何かしら考え事をしているようだった。
「強いやつなら森のなかに居るんじゃないかな!」
「そうか!おいスライル、行くぜよー!」
「はぁ。」
レイドがばいばーいと手を振る。
レイドは知っていたのだ。彼らがギャングというデータベースが登録されていたのだ。

「ふぃ~着いたぁ……」
「クラン、俺についてこい。護衛を任せているやつが居る。」
ヴァンツがそう言うと、一人の褐色肌の人間が船着き場の奥からやってきた。
「お前か。オレ、エンキドゥ。キッドと呼べ」
「エンキドゥ……じゃなかった。キッドさんが、護衛!?」
キッド。彼は王の護衛としてイストワールでは知らぬものは居なかった。
彼が説明した、ギャングが入り込んできたならオレがギャングたちを捕まえると自ら王に説得したことを。
「これは心強い護衛だな。よろしく」
ハイタッチをキッドと行うヴァンツ。クラン、ヴァンツ、キッドの三人はギャングを探しにまず中央広場へと向かうことにした。

中央広場。
「キッド様!」
「キッド。レイド、慣れろ。」
レイドはキッドを待っていたのだ。キッドが船着き場に来る前から、レイドにここで待っていろと伝えていた。
「キッド様、ギャングが居ました。彼らはイストワールの森のなかに入っていきましたよ。
ところで……キッド様。先程孤児院のあの少女がこの男性が倒れていると聞きつれてきたのですが……」
「ああ、ライラか。しかし、こいつ、なんだ?精霊……にしてはおかしい」
う~ん、と唸るダンテ。ぱちり、と目が覚めると、あたりをきょろきょろと見渡した。
「あら……ライラちゃんは……?」
「目覚めましたか!貴方、お名前は?」
「アタシ……?アタシは……」
男性がクランの胸につけている警察の証を見つめる。
「(警察……本名を言うわけには行かないわね……)忘れた。ちょっと思い出せないわね。」
「どうして倒れてた?」
「えーっと……これも忘れちゃったわ(とぼけとかないと不法侵入がバレちゃうわね)」
ダンテは警察であるクランにバレないようにとぼけた。
ダンテという名前だけは警察に知られているが、姿を知っているのはごく少数しか居ない。故に名乗りを偽ればダンテだと見抜けるものはいないのである。
「とりあえず安静に!ベンチに横になってください。
キッドさん達、ギャングを追いかけてくれませんか?」
「了解。」
ヴァンツ一行は、ギャングを追いに森へと向かっていった。
しかし、その森は──


「はぁ……迷ってしまいました。ここはどこでしょう……」
ピンクのおさげ髪をした人間の青年が森の中で迷っていた。
そう、この森は迷いの森。迷ってしまう事を、先ほどの皆は誰も知らなかった。
青年はキラリと光る医者の証を胸につけている。【トキキリ】と書いてあるその証は、彼が紛れもなく医者である証。
トキキリもまた、迷っていた──


現状整理
ギャングチーム スライル、ディメント、モルドレッド
警察チーム ヴァンツ、クラン、キッド
待機 レイド、ライラ、ダンテ
? トキキリ

 

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